堤未果「日本が売られる」 ①水が売られる~水道民営化 世界の現状から~

 

日本が売られる (幻冬舎新書)

日本が売られる (幻冬舎新書)

 

 水道民営化のことが書かれていました。

日本というのは貧乏、金持ち関係なく、いつでもどこでも蛇口をひねれば、きれいに浄化された水がでてくる恵まれた国。

アジアではアラブ首長国連邦の日本の2カ国だけがそうした水が飲める恵まれた国だそうです。

 

また世界ではそうした国は、196カ国中、15カ国しかないそうです。水道民営化の始まりは1980年代「新自由主義の父」と言われたシカゴ大学のミルトンフリードマン教授がきっかけ。

 (この人はノーベル経済学賞受賞したのですね)

「民間企業のノーハウを生かし、効率の良い運営と安価な水道料金を!」と言うキャンペーンを各国が貼った。

その結果はどうなったでしょうか?

ボリビアでは水道料金が2年で35%値上がり、

南アフリカは4年で140%値上がり、

オーストラリアは4年で200%値上がり、

フランス 24年で265%値上がり、

イギリスでは25年で300%値上がり !!

 

2000年から2015年の間に世界37カ国235都市がいちど民営化した水道事業を再び公営に戻しているといいます。

理由はやはり水道料金の高騰でしょう。

そして過度な人員削減によるサービス低下。

民間企業は利益を出さなければいけないので

そうなるのは当然ですね。

そんな中、

日本は世界の流れと逆行して

水道民営化をスタートさせました。