堤未果「日本が売られる」③水道民営化~いちど民営化されたものを元に戻すのは難しい~

 

日本が売られる (幻冬舎新書)

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 民営化推進派がよくいう言葉、

それは「やってみなければわからないじゃないか!うまくいかなければ、また公営に戻せばいい」

ところがこれが至難の業。

海外ではこの水企業が政府、国を訴えて、法外な違約金を支払わされたという例が!

アルゼンチン政府は、裁判で水企業に訴えられて敗訴、賠償額は6社のうち米資本の一社だけで、約165億円支払わされたという。

これって国民の税金から出ているのですよね

そこまでの賠償金を支払っても水道を公営に戻したたいという国があとを絶たず、

1990年代から本格化した水道の民営化は2000年代半ばをピークに減り始めているそう。

水企業のあるヴェオリア社のある本家本元のフランス、パリでも水道再公営化をしているそうです。

日本は政治外交の分野でも世界の流れと逆行しているし、世界の失敗例をみればわかることなのに、

日本の政治家は一体何をしているのだろう!!と腹が立ってきます。